「不動産の公正競争規約」は、不動産業界が自主的に定める、不当景品類及び不当表示防止法の規定に基づき公正取引委員会の認定を受けた不動産広告のル−ルです。
消費者の皆さんが住まいを探す場合、まず情報を収集し検討することになります。情報を収集する手段として、新聞折り込みチラシ・新聞広告、ダイレクトメ−ル、物件情報誌、インタ−ネットなど様々な広告媒体があります。
これらの広告媒体により情報を収集し、つぎに、情報(広告)に購入の目的、予算、家族構成、趣味、環境などを照らし合わせ、検討をするわけです。
この情報の内容、表示の方法、必要な事項の項目等がまちまちであったり、購入後の利用の条件が制約されるなど重要な事項について記載がなかった場合、消費者の皆さんが、物件選択の判断を誤ったりし、迷惑を被ることもありえます。
一方、企業サイドからは、広告は効果的な販売促進手段であり、経済社会的には需要と供給を結びつけて需給関係を調整する役割を担っています。
もし、広告内容が虚偽誇大など不当なものであれば、企業や業界の信用が失われるだけでなく、需給関係がゆがめられ競争秩序が乱れてしまいます。その結果、企業活動の効率が悪くなるだけでなく、国民の利益を保護するために、種々の法的規制が行われるようになり、自由な経済活動に対する制約が強まる可能性が高くなります。
このような事態を未然に防止するために、取引の当事者である企業自身の手によって適正なル−ルを作り、自由で公正な競争を守ろうとする行為に法的な保障を与える制度です。